更年期で肩こりがヒドくなる!?その症状と対処法

「最近肩がこって頭痛がするんだけど、これってもしかしたら更年期?」そんな悩みをひとりで抱え込んではいませんか?

更年期の女性は心身ともにさまざまな不調をきたし、時には不安にかられることもあります。そこで、更年期の女性に多い肩こりを改善するための対策法についてご紹介します。

更年期の女性の肩こりの症状について

更年期の女性の肩こりの特徴は?

更年期の女性は肩こり・頭痛・イライラ感など、メンタル面と身体的にもさまざまな不調を感じやすくなります。本来、肩こりは年齢・性別に関係なく、誰にでも起こりうる症状です。今やIT社会となり、パソコン・スマホ・タブレットを長時間使う人は、とくに肩こりには要注意です。

しかし、IT機器を使わない人やデスクワークをしない人でも、更年期になると肩こりの症状に悩む女性がいるのも事実です。

肩こりの症状が短期間で終わる人も多いですが、更年期の女性は肩こりの症状が長引いてしまうこともあります。その場合、肩こり以外にも他に気になる症状が出ている可能性も考えられます。

更年期の女性の肩こりの原因は?

それでは、なぜ更年期の女性が肩こりの症状に悩まされるのでしょうか。更年期とは閉経前後5年間の時期であり、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に変化します。
エストロゲンの分泌量が減少することにより、血液の流れにも悪影響を及ぼすものと考えられます。

更年期の女性の肩こりは、さらに別の原因も考えられます。この年代の女性は家事・仕事・子育て・介護に奮闘する人も多く、日々多忙に過ごしています。そのため、運動不足になりがちで、ストレスが溜まることもあります。

女性ホルモンのエストロゲンの減少・運動不足・ストレス・筋肉疲労など、更年期の女性の肩こりの原因はいろいろ考えられます。この中で唯一、年齢と深い関係にあるのがエストロゲンの減少ですが、その他にも思い当たるフシがあれば、早めに原因を解消するのが先決です。

更年期の女性の肩こりのチェックポイントは?

40代・50代の女性の体の悩みの大半を占める不快な症状と言えば、肩こりです。

肩こりが更年期特有の症状なのかどうか知りたい時は、次の5つの項目についてチェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 不安感やイライラ感を覚えるようになった
  • 動悸やめまいがするようになった
  • 夜の寝付きが悪くなった
  • 体のほてりを感じることもあればのぼせることもある
  • 肩こりが悪化して手が上に上がらなくなった(四十肩・五十肩)

肩こりに悩んでいる人で、この中で1つでも該当する症状が出た場合、更年期障害である可能性が高くなります。

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、ふだんから筋肉を鍛える人も少ないものです。全身の筋肉量が減少し、運動不足・女性ホルモンのエストロゲンの減少・ストレスなどの要素が重なり、肩こりの症状が長引くこともあります。

「更年期にありがちな肩こりかな?」と思い始めたら、早期発見・早期改善です。

更年期の肩こりが慢性化するとどうなる?

肩こりは誰にでもよくありがちな症状なので、ともすれば軽く見過ごしてしまうこともあります。しかし、「たかが肩こり」ではなく、「されど肩こり」です。肩こりの症状から、自分の健康状態が今どのような状況なのか、把握しておくことが肝心です。

肩こりの症状が長引いて慢性化すると、首と肩の筋肉が固くなってしまい、四十肩や五十肩を引き起こす可能性もあります。とくに、長時間のデスクワークをする女性は要注意です。

肩は首と頭にもつながっているので、肩の血流が悪くなれば首・頭の血流不足にもなります。最悪の場合は、肩こりが長引く上に慢性的な頭痛の症状を引き起こす可能性もあります。

更年期の肩こりを改善する3つの対策とは?

ストレッチやエクササイズで筋肉をほぐす

更年期の女性に起こりがちな肩こりの症状を改善するには、固くなった筋肉を軟らかくほぐすことです。肩がこると筋肉が緊張して老廃物が蓄積され、疲れを感じるようになります。他には何の症状がないのに肩がこるだけで、全身が疲れたように感じることもあります。この症状を改善するには、ストレッチやエクササイズを行うことをおすすめします。

仕事や家事の合間に、ほんの2~3分で良いので、肩を軽く動かす運動をすると良いですね。両肩を軽く上下運動したり、大きくバンザイのポーズをして何度か繰り返す運動を空き時間にしてみてはいかがでしょうか。

肩こり改善に理想的な枕の選び方

ストレッチやエクササイズをしても肩こりの症状が治らない人は、ふだん使う枕が合っていない可能性も考えられます。

そこで、枕が合っているかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか。仰向けの状態で寝た時にあごが惹いたり上がったりするようでは、不自然な態勢になります。枕の高さによっては、首と肩に負担がかかることもあります。枕は高すぎず低すぎず、ちょうどよい高さのものを選びましょう。

毎日の生活習慣の中で肩こり解消しよう

更年期の肩こりを解消するには、毎日の生活習慣の中にヒントが隠れています。毎日スマホをしていると、目が疲れる上に肩がこってしまいます。スマホを膝に近い位置に置いて見ていると、首がだんだん下がってきます。スマホを使う時は姿勢が悪くならないように、顔の位置の高さにして持つと、首が下に下がることもなく、肩への負担がかかりにくくなります。

デスクワークをしている人は、椅子の使い方にも工夫が必要です。背もたれに寄りかかって背中と腰が背もたれから離れていると、姿勢が悪くなり、首・肩・腰にも負担がかかります。椅子に腰掛ける時は、あごを引いて背筋をピンと伸ばし、おなかを引っ込めることです。毎日の生活習慣やクセなど何気ない行動が、肩・首・腰に大きな負担をかけることもあります。できることから改善してはいかがでしょうか。

入浴で肩こり解消しよう

更年期に起こりがちな肩こりの症状を改善するには、入浴が一番です。外に出て運動する必要もなく、ただじっと浴槽の中に浸かっていれば、血流とリンパの流れが自然に良くなります。

さらに一歩進んだ入浴法として、ゲルマニウム入浴・トルマリン入浴をご紹介しましょう。ゲルマニウム鉱石やトルマリン鉱石を洗濯ネットに入れて、両肩の上に軽く乗せて湯船につかるだけで、肩のコリがほぐれてきます。37~38度のぬるめのお湯に長く浸かるとリラックスできて、交感神経の高ぶりを鎮めます。肩こり・イライラ解消にも良い効果が期待でき、睡眠の質も向上します。

岩盤浴で肩こりを解消する方法もありますが、それよりも自宅のお風呂でゲルマニウムやトルマリンを使うほうがコスパが良いですね。

まとめ

この記事では、更年期の女性の肩こりの原因と解消法について開設しました。肩こりのつらい症状を軽減するには、たかが肩こりだと軽く考えないで、早めに気づいて早めに対策をとることが最善策です。

そして、肩こりの原因が何なのか、よく考えてみると良いでしょう。生活習慣・ストレス・デスクワーク・体の疲れなど、人それぞれ原因には違いが出てくるかと思います。肩こりの症状を放置すると、首のコリ・頭痛・腰痛を引き起こす可能性も高くなります。

たかが肩こりだと思わないで、体が疲れた時は自分をいたわることも大切です。この記事の更年期の肩こり解消法をぜひ試しみてくださいね。